カテゴリー別アーカイブ: 世界遺産

週刊「日本の世界遺産」&暫定リスト

今日書店で発見しました。美しい写真と解説、旅のお役立ち情報もあり、思わず1〜7巻を購入してしまいました。 現在7巻が発売中で、25巻まで予定されています。(朝日新聞出版、580円)

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世界遺産「ペトラ」(ヨルダン)

ペトラは、ヨルダンの首都アンマンから南に190kmの砂漠の渓谷地帯にある遺跡。 砂漠の渓谷を彫り抜いて造られた幻の都。前1〜3世紀に建造され、8世紀の地震で壊滅し、発見される19世紀まで完全に砂に埋もれていました。 岩肌を彫り抜いて築かれた薄ピンクに輝く高さ30mの神殿は、エル・カズネ(宝物殿)。                              

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世界遺産「ブダペスト」(ハンガリー)

登録名は「ブダペストのドナウ河岸とブダ城地区およびアンドラーシ通り」 ゆったりと流れるドナウ川の両岸に、美しいゴシックの建築物が並んでいます。ハンガリーの首都ブダペストはその美しさに定評があり「ドナウの真珠」とも呼ばれ、この世界遺産は街並みが登録されたものです。 壮大な国会議事堂と背後の街並みは、本当に奇麗ですね。橋と温泉も名物になっているようです。  

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世界遺産 「ハロン湾」(ベトナム)

穏やかな入り江に、切り立った大小3000もの奇岩が海から突き出ています。ベトナム随一の景勝地。 石灰岩大地の一角が沈降して海上に残った岩が、数十万年の波や風雨による浸食作用で現在の形になりました。 彫刻作品のような島々の景観は、太陽の位置によって輝きが変化し、雨や霧によって趣のある雰囲気を醸し出しています。赤い夕日に照らされた風景や月明かりの風景もきっと美しいことでしょう。  岩だけでなく島や洞窟、鍾乳洞もあり、その中をボートで見学でき、湾内にある海上家屋では新鮮な魚介類を売っているようです。  

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世界遺産「古都トレド」(スペイン)

トレド大聖堂などタホ川に囲まれた旧市街全域が「古都トレド」として世界遺産に登録されています。 16世紀までスペイン王国の宮殿が置かれた地で、マドリードに遷都された以降も、芸術・文化の先進地として変わらぬ景観が保たれています。 キリスト・イスラム・ユダヤ教徒が共存し、様々な様式の建築物が建てられました。また民族融合は、軍事・農耕・医学・芸術など高い文化水準を生み出したと言われています。 斜面には中世の住宅群が建ち並び、16世紀で時を止めたような街並みですね。「町全体が博物館」とも言われ 現在の人口は8万人、奈良市と姉妹都市になっています。ギリシア人の画家エル・グレコが定住して活躍した町としても知られています。

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世界遺産「紀伊山地の三霊場をつなぐ参詣道」(奈良・三重・和歌山)

登録名は「紀伊山地の霊場と参詣道」(奈良県、三重県、和歌山県) 標高約1000〜2000mの山々が連なる紀伊山地。日本古来の信仰を今に伝える紀伊山地の三霊場(「吉野・大峯」「高野山」「熊野三山」)とそれにつながる参詣道(さんけいみち)が登録されています。 それぞれ発祥を異にする3霊場が形成され、そこをつなぐ参詣道が生まれたことで、全国から参拝者が訪れる場所になりました。この交流による日本の宗教や文化の発展と、古来の姿をとどめた参詣道の山や森林と一体となった景観が評価され、2004年に登録されました。構成資産は、山、寺、神社、道。 ”道”までも世界遺産に登録されている珍しい例です。                             参詣道には小さな石仏もあり、参詣の途中で亡くなった人を弔ったものだそうです。当時は装備も乏しく参詣は命がけだったのですね。

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世界遺産登録をめざす「国立西洋美術館」 

先日東京へ行った際に少し時間があり、上野公園を散歩しました。 6カ国の19建築群を「ル・コルビュジェの建築と都市計画」として世界遺産への登録を目指しています。その中でアジアから唯一暫定リストに記載されているのが「国立西洋美術館(本館)」です。 <フランス> ラ・ロッシュ=ジャンヌレ邸、サヴォア邸、ジャウル邸、ペサックの集合住宅、カップマルタンの小屋、スイス学生会館、ナンジュセール・エ・コリ通りのアパート、マルセイユのユニテ・ダビタシオン、ロンシャンの教会堂、ラ・トウーレットの修道院、サン・ディエの工場、フェルミニの建築物群 <スイス> ジャンヌレ邸、レマン湖畔の小さな家、イムーブル・クラルテ <ドイツ> ヴァイセンホフ・ジードロングの住宅 <ベルギー> ギエット邸 <アルゼンチン> クルチェット邸 <日本> 国立西洋美術館(本館) ル・コルビュジェの基本設計に基づき、事務所で働いていた前川國男、坂倉順三、吉坂隆正が実施設計を担当し、1959年に竣工しました。ちおなみにその年は私が生まれた年です。  

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世界遺産 「エアーズロック」(オーストラリア)

登録名は、「ウルル-カタ・ジュタ国立公園」(複合遺産、1987年登録)。 巨大な一枚岩で地球のヘソとも呼ばれるウルル(エアーズロック)と、30km先にある同じ岩石の山であるカタ・ジュタ(オルガ山)を有する国立公園で、アボリジニ(狩猟採集生活を営んでいたオーストラリア先住民)の聖地でもあります。 1300kmの圏内にはアカカンガルーやフクロモグラ、巨大なトケガなど多くの哺乳類、鳥類も生息してます。 エアーズ・ロックは、周囲9.4km、高さ348m。 地上に露出するのは全体の3分の1ほどと推測されています。 鉄分を多く含んだ岩は、太陽の光によって赤・茶・紅色などに変化します。 道が整備され登山ができるようで、昇ってみたいですね。 壮大や大地の景観、きっと夜空も美しいことでしょう。

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世界遺産 「ガラパゴス諸島」(エクアドル) 

エクアドルの沖合い約1000kmの赤道下にあり、19の主な島と、小さな島や岩礁からなるガラパゴス諸島。 大陸とは隔絶された環境で独自の進化を遂げた固有種が多く、その特異な生物相などから、1978年に世界遺産第1号(12件)のひとつとして自然遺産に登録されました。 ガラパゴスオットセイ 島々にはここでしか見られない、ゾウカメ、イグアナ、オットセイ、ペンギン、アシカ、トカゲ、鳥類など貴重でかわいい動物たちが。 天敵となる大型哺乳類がいないため共存共栄ができているのですね。 動物の多くは人を恐れず、触れるくらい近づいても逃げないそうです。 

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世界遺産 「カッパドキアの岩窟群」(トルコ)

奇岩の景観とキリスト教徒が開拓した地下都市。 登録名は、「ギョレメ国立公園およびカッパドキアの岩石遺跡群」。 火山灰や溶岩が降り積もることにより、高さ20mにも及ぶ奇岩群ができ、有史以前から人が岩を掘り抜いて住居としてきました。 キノコや煙突のような形の岩が延々と続いています。 3世紀以降は、ローマ帝国からの弾圧を逃れたキリスト教徒が隠れ住み、地下都市を建設。居住部分は、居間、食堂、礼拝堂、ワインセラーなどが迷路のような通路でつながり、まるで人間が造ったアリの巣のようであるとも言われています。  住居には今も人が住み、岩窟ホテルもあります。教会も30ほど現存し博物館として公開されています。 

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