住宅の外観デザイン (長野県の建築設計事務所)

黒壁の家(長野県松本市、2011年) 【住宅紹介122】

シンプルな外観の住宅。 西側の道路面は、最小限の要素だけで構成されています。 大きな一枚の壁があり、そこにあるものは、間取りとの連動性から、玄関戸・薄い庇・ひとつの窓のみです。 建築主さんと共に、本当に必要な物は何かを見極め、どこまでそぎ落とすことができるのか検討を重ねました。

立面図を描くとわかるのですが、線が少ないのです。最小限の線と、板張りの素材感、落ち着いた色彩(黒とグレーの調合色)により、”壁をデザイン”しました。 晴れている時と曇っている時とでは、まったく違う表情を見せてくれます。信州の情報誌・KURA(4月号)に掲載されています。書店やコンビニで立ち読みしてみて下さい。


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