「白川郷・五箇山の合掌造り集落」。合掌造り家屋は、豪雪に耐えることと養蚕に利用するために生まれた建築物です。機能と形態の見事な融合、そして集落としての自然景観は本当に美しいですね。冬にも一度は訪ねてみたいものです。
この写真を見ていると、多くの事を語ってくれているようにも感じます。合掌造りの合理的でシンプルな考え方は、現代の家づくりにも通じる大きなヒントがあるように思います。
「白川郷・五箇山の合掌造り集落」。合掌造り家屋は、豪雪に耐えることと養蚕に利用するために生まれた建築物です。機能と形態の見事な融合、そして集落としての自然景観は本当に美しいですね。冬にも一度は訪ねてみたいものです。
この写真を見ていると、多くの事を語ってくれているようにも感じます。合掌造りの合理的でシンプルな考え方は、現代の家づくりにも通じる大きなヒントがあるように思います。
【今週のコラム537(林 隆)】
7月20日(金)〜22日(日)、第6回松本安曇野住宅建築展が開催されます。毎年夏に開催してきたこのイベントも、早いもので6年目になりました。パネルと模型を出展しますが、今日最終確認を終えました。
今年のテーマは「市中山居」、2件の住宅を取り上げて、夏の風景と冬の風景の対比を表現してみました。ちょっと涼しげな雰囲気を会場で感じていただければ幸いです。
そして、今年もグッドデザイン賞・住宅部門に挑戦しています。2次審査のスケジュールと提出資料が今年から大きく変わりました。パネルと説明用の書類を、23日(月)に審査会場の幕張メッセへ搬入するのですが、こちらはもう少し作業が残っている状況です。
共に表現方法は異なりますが、過去に手がけた建築の実例を改めて振り返っています。写真・図面・模型・スケッチ・文章を通じて、その建築のコンセプトを表現する機会があることは、事務所にとってすごく大事なことだと思っています。
見る者を圧倒する大地に描かれた巨大絵図。
砂漠のようなナスカとフマナの平原で、1939年に巨大絵図が発見されました。400㎢の範囲に700を超える絵図、ハチドリ・クモ・サル・宇宙人に見える絵まで、大きさは20〜300m近いものまで。描かれたのは、紀元前2〜紀元後7世紀とされています。
線は単純な溝で、暗赤褐色の岩を特定の場所だけ幅1〜2m、深さ20〜30㎝程度取り除き、深層の酸化していない明るい色の岩石を露出させることによって「描かれて」います。降雨が極端に少ないため消えることがないのです。
制作目的は、雨乞い儀式利用説、社会事業説、さらに宇宙人との交信説などありますが、謎のままです。
このハチドリの絵図は長さ96m。最も大きいのはペリカンで285mにも及びます。大きすぎて地上からは形を確認することができません。
長野県の、松本市・安曇野市を拠点に活動する、9人の建築家による展覧会です。毎年夏に開催していまして、今年で6回目になりました。皆様のご来場を心よりお待ちしております。(参加費は無料です)
【日程】2012年7月20日(金)〜22日(日)
【場所】松本市美術館(長野県松本市)
【フェイスブックのイベントページ】
https://www.facebook.com/events/362666283800829/
ご来場いただける方は、ぜひ右上にある「参加する」ボタンを押してくださいませ。励みになります。よろしくお願い致します。
今日は朝一番で、「はすに向く家(諏訪市)」の現場へ出向き、工事の進行状況を確認しました。住宅棟は基礎の型枠をはずし始めました。そして車庫棟は基礎のコンクリート打設直前で、配筋の確認をしました。
その後、施工会社へ移動して木材の加工についての打合せをしました。現場監督さん、大工の棟梁さん、プレカッット会社のCAD担当と営業担当、そして林建築設計室のわたくし林と村山君。大工さんによる手加工の部分とプレカット部分との併用になるため少々複雑ですが、皆で知恵を出し合って詳細のつめをしました。
そして最後に製材所へ移動。特殊な断面の化粧タルキに使う材木の確認をさせていただきました。節も少なくとても綺麗な木目でした、これからがとても楽しみです。
「重なる柱状の家」(長野県安曇野市、2009年)
森の中に佇む外観は、高さの異なる4本の柱状体が重なり合い、内部空間の4つの機能をそのまま表現しています。
ひとつの空間にいながら、家族4人それぞれの小さな居場所がほしい。各自の居場所の「独立性」と、お互いを感じ合える「関係性」の両立を考えました。
グッドデザイン賞(住宅部門、2010年)、JIA日本建築家協会優秀建築選100選(2010年)、第31回INAXデザインコンテスト入賞、第10回長野県建築文化賞奨励賞、受賞作品。
住宅の実施設計の途中で、突然プランを変更することもあります。
小さな事を改善するために、周辺まで連動して大きく見直すことになるケースもありますが、トータルに考えてベストなプランにするためには、「フィードバックやむを得ず」です。
ゴシック様式の建築に彩られるルネサンスの街。
毛織物業と金融業で巨大な富を築いたメディチ家が、14世紀から権力を誇ったことで、フィレンツェは美しい街並みになったと言われています。そして多くの芸術家を支援し、彼らが活躍するルネサンス文化の中心地として、都市を発展させていったのです。
地区全体が歴史遺産として登録されているのは、たゆまない都市建設の偉業によるものです。
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