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毎日着実に形になっていく建築(林建築設計室、長野県)

【今週のコラム547 林 隆】 建築設計事務所の仕事は大きく分けてふたつ、「設計」と「工事監理」になります。住宅の場合一般的には、設計に1年、工事に半年というイメージで進んでいきます。設計期間はクライアントさんの事情もありますので、長い場合は2年以上のこともあれば、短い場合は半年くらいのこともあります。 11月も中旬になり、工事現場では雪が舞ったという話も聞かれるようになりました。現在進行中の現場の状況をご紹介します。「はすに向く家(諏訪市)」は年内の竣工に向けて最終仕上げの段階になりました。「ゆるく仕切る家(富士見町)」、「炉壁をつつむ大屋根(辰野町)」、「階層の家(松本市)」は基礎工事が進行中。「K内科医院新築(松本市)」と「回遊する家(辰野町)」は近日中に着工します。 現場監督さんから聞くところによりますと、躯体工事の職人さん達(特に鉄筋や型枠)が大忙しで、各現場では人数の確保に大変なご苦労をされているようです。そんな中で毎日着実に、大勢の人の手によって工事を進められていて、本当にありがたく思います。日々、机に向かって悶々としている時間帯が長いですが、現場へ出向くと感動することが多いです。 カレンダーを見てみると今年も残り40日あまりになりました。基本設計そして実施設計もエンジン全開で取り組んでいます。建築主さん、よろしくお願い致します。ちなみに現在設計中の建築は、来春に着工する予定です。            

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