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世界遺産「ナスカとフマナ平原の地上絵」(ペルー)

見る者を圧倒する大地に描かれた巨大絵図。 砂漠のようなナスカとフマナの平原で、1939年に巨大絵図が発見されました。400㎢の範囲に700を超える絵図、ハチドリ・クモ・サル・宇宙人に見える絵まで、大きさは20〜300m近いものまで。描かれたのは、紀元前2〜紀元後7世紀とされています。 線は単純な溝で、暗赤褐色の岩を特定の場所だけ幅1〜2m、深さ20〜30㎝程度取り除き、深層の酸化していない明るい色の岩石を露出させることによって「描かれて」います。降雨が極端に少ないため消えることがないのです。 制作目的は、雨乞い儀式利用説、社会事業説、さらに宇宙人との交信説などありますが、謎のままです。 このハチドリの絵図は長さ96m。最も大きいのはペリカンで285mにも及びます。大きすぎて地上からは形を確認することができません。

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